天橋立海水浴場(文珠側)で泳いだ感想。アクセス、駐車場、水質や設備は?魚がいっぱいいたよ

京都府宮津市にある「天橋立海水浴場」に家族で泳ぎに行きました。天気がよくて絶好の海水浴日和でした。
アクセスや海水浴場の設備などを詳しく紹介します。

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天橋立海水浴場の場所は?アクセス方法

京都府北部、宮津市(みやづし)にある国の特別名勝「天橋立」(あまのはしだて)内にある比較的小さな海水浴場です。
住所:京都府宮津市字文珠(近くには智恵を授かる文殊さんとして有名な「知恩寺」(ちおんじ)があります。)

天橋立は京都府北部のニョキッとつきでた地形「丹後半島」の一番南側にあり、地図で見ると細い線の地形が半島の下側に確認できます。天橋立内には国立公園や天橋立神社もあり、南側の天橋立入り口付近に今回紹介する海水浴場(文殊側)があります。

京都縦貫道の宮津天橋立インターチェンジ下車で約15分、標識もわかりやすくスムーズに行けると思います。
なお、宮津天橋立ICより先には与謝天橋立ICという京都府与謝野町のインターチェンジもあるのですが、通常は宮津天橋立ICがナビで案内されます。ちなみに宮津天橋立ICより先は無料区間なので、もし宮津天橋立ICが渋滞していたら与謝天橋立ICまで進んでからいっても下道からはほぼ同じ距離・時間で移動できます

高速道路の料金

京都南部や大阪方面からは「名神高速道~京都縦貫道」、兵庫県(東部以外)方面からは「中国自動車道~舞鶴若狭自動車道~京都縦貫道」などのアクセス方法があります。京都縦貫道や舞鶴若狭自動車道は車も比較的少なく走りやすい道路です。

例えば私の場合は、

名神高速道路:吹田IC~大山崎ジャンクション経由~京都縦貫道路:宮津天橋立IC

・所要時間は交通量により約1時間30分~2時間程度、料金は合計3510円(休日3100円)ですが、高速代を節約するため

国道423号線(箕面グリーンロード通行~箕面止々呂美料金所下車~止々呂美を北上)~国道372号線~京都縦貫:亀岡IC~宮津天橋立IC

という経路で進みました。ナビ上の時間は10分も変わらないですが、高速代はグリーンロードの410円+2070円(休日1860円)で済みます。注意点として箕面市~亀岡市は途中山越えがあるので、雨の日などは少し危ないです(国道なので道路は整備されています)。運転が苦手な人は無難に名神高速経由を選択しましょう。京都縦貫道にある京丹波PAには道の駅「京丹波 味夢の里」があり、休憩や食事におすすめです。京都縦貫道は初乗り料金がないので、ガソリン給油のためなどに一旦一般道路に降りて再び高速に乗っても割高料金にはなりません(京都縦貫道のPAにはガソリンスタンドがありません)。

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駐車場は?料金と駐車場からの歩く距離

天橋立はさすがに観光地なので、駐車場はたくさんあります(10か所ほど)。停めるのはあまり困らないでしょう。ただし、入り口近くから埋まっていくことが予想されます。大体乗用車600円~1000円ぐらいの範囲の料金です。
私は平日終日600円の近くの「玄妙庵」という旅館の駐車場に停めました(ただし土日は1000円)。天橋立入り口にかなり近いですよ。合計60台駐車できます。ちなみに少し北側に行くとある宮津市営天橋立駐車場は土日も600円ですが、少し歩きます。

駐車すると管理者の方(おじさん)が海水浴場の行き方などを案内してくれて近くの展望台(天橋立ビューランド)のリフト割引券もいただきました。かなり感じの良い方でした。青空駐車場なので、車のサンバイザー(日よけ)は忘れずに!

天橋立入り口には船が通るときに回る赤色の橋「廻旋橋(かいせんきょう)」があり、もう一つの水色の橋「大天橋」(写真)を抜けるとすぐに海水浴場につきます。玄妙庵駐車場から歩いて5分程度です。

海水浴場の設備は?

海水浴場には「はしだて茶屋」という休憩所・お食事処があります。名物「あさり丼」や「黒ちくわ」のほか、軽食や甘味などもありますので、観光客も多く訪れています。天橋立の松林に溶け込んでいて風情がある建物です。

ここが海の家的な施設を兼ねていて

  • 更衣室(無料)
  • コインロッカー(300円)
  • 温水シャワー(2分100円)

があります(ただしシャワーの水量はかなり少ないです)。

また、トイレはもちろんですが近くに水道の蛇口(無料)もあり、海水や砂で汚れたサンダルなどの持参品を洗うことができます。

浮き輪やビーチボールなどを膨らますことができる電動空気入れもはしだて茶屋内に置いていますが、1個当たり100円掛かりますので空気入れは持参したほうが良いと思います(なお、天橋立入り口付近のレンタルサイクル兼売店は空気を入れるのに1個あたり200円も取られるので×)。

コチラのような携帯ができる電動空気入れ↓ならコンパクトですぐに空気も入るのでおすすめ。

海水浴に持っていきたいもの

空気入れはもし家に忘れたとしても、はしだて茶屋等で空気を入れることができますが、浜辺で使うパラソルやテントは持っていきたいところです。テントはほとんどの人が松の下の日陰に設置していました。恐らく通行の邪魔にならなければ制限はないと思います。

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この後、海の情報を詳しく説明しますが、海水浴にはやはり水中眼鏡やシュノーケルは必須。楽しさが全然違います。おすすめは顔面をしっかり覆うフルフェイスタイプ。初心者やお子さんでも全く問題なく海中で息ができます(もちろん注意は必要)。Amazonで子供用2850円大人用3499円で購入しました。小学生ぐらいのお子さんには必ず子供用をご購入ください(大人用は大きくて子供の顔の大きさではシリコンが密着せず水が入ってきてしまいます)。ちなみに、空気菅が折りたためるタイプのものが収納しやすくおすすめです。色のバリエーションもたくさんありますよ。

また、海にはビーチサンダルのほかに、泳ぐときにも脱げない「マリンシューズ」もあったほうがいいでしょう。海水の中の石や突起があってもマリンシューズを履いていればケガしにくいです。こちらはイオンで購入しました(購入時は値下げで1080円)。あまり詳しくないのですが、このマリンシューズはサーファーがよく使うものらしいですね。

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天橋立海水浴場の水質、深さ、波の高さは?

さてここからが本題、天橋立海水浴場の海や浜辺を紹介します。何度も言いますが知恩寺がある文珠側(南側)の海水浴場です(もう1か所、北側=府中側にも海水浴場があります、府中側は与謝天橋立ICからのほうが近い)。

こちらが天橋立海水浴場の景色です。砂浜がかなりきれいでしょう?砂浜にはごみや漂着物はほとんどなく管理が行き届いている感じでした。この日は金曜日で撮影時間は午前11時ごろなので、人もそれほど多くなく快適でした。海水浴の監視所もきちんと設置されていました。

水質は?

さすがの日本海です。写真では少しわかりにくいかもしれませんが、海水はかなり透明度が高く、晴れていたのもありキラキラととてもきれいでした。水面からでも魚が泳いでいるのが見えるくらいです。

京都府の水質調査(2019年5月)でも宮津市の海水浴場(丹後由良、天橋立、天橋立府中)は「水質AA」(「水質が特に良好」、ふん便性大腸菌群数が不検出)を記録しています。※京都府ホームページより

深さや海底の感じは?

遠浅ではないので、2~3メートル沖に進むと深くなります。子供などは注意してください。先ほど紹介したとおり、砂浜はかなりきれいですが、それでも浅場の海底は波で打ち寄せられた砂利などがあり裸足では少し痛いです。やっぱり先ほど紹介したような「マリンシューズ」を履いていたほうが安全です。

波は?

晴れて良い天気だったこともあると思いますが、瀬戸内海かと思うほど波が緩くて穏やかでした。日本海側は波が高いイメージがありましたが間違っていました。恐らく丹後半島に囲まれた湾内という地形の影響もあると思います。波が穏やかなので、小さなお子さんでも遊びやすいですね。船が通った時だけ少し波が来る程度です。

(シュノーケリングで発見した)海にいる魚・生物、たくさんいました

娘と一緒にシュノーケリングしましたが、魚がたくさんいてとても楽しかったです。

・タイ
・スズキ
・キス
・コチ
・ハゼ
・ベラ
・アジ
・カレイ?ヒラメ?
・ヒメジ→ヒゲがあるピンク色のお魚
・ヒトデ
・クラゲ(ミズクラゲ、クシクラゲ、タコクラゲ)
・ウミケムシ!!→危険、毒ありグロテスク(2匹確認)

たくさんの魚や生物に出会いました(後半の2つは出会いたくないですけどね)。コチやハゼなど海底にいる魚は網で捕まえられそうです(残念ながら網は持っていませんでした)。7月ということもあり、クラゲは少ししかおらず、刺されることはなかったです。タイやスズキは浅いところでも大きいサイズも見ることができますよ。ウミケムシは注意。気になる方はググってください(自己責任で…)。

子供はこれで魚を結構覚えました

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絶対シュノーケル・水中眼鏡・ゴーグルなどをもっていきましょう。水中で写真がとれるアクションカメラ↓なんかもあっても面白いですね。

まとめ

今回は「天橋立海水浴場」を紹介しました。

なんといっても水と砂浜がきれいなので、お子様はもちろん、大人でもきっと楽しめます。砂浜と海を眺めているだけでも気分がいいですが、魚がいっぱいなので是非泳いでみてください(大人のほうが夢中になるかも?)。

天橋立は国立公園になっていて、海水浴の他にサイクリングや遊覧船、釣りなども楽しめますし、展望台から有名な「股のぞき」で天橋立を逆さにみるなど、周辺観光も楽しめるスポットがいっぱいです。

こちらは天橋立ビューランドにつながるリフト。

大阪からも意外と近い天橋立海水浴場、おすすめです。夏だけでなく周辺観光も含めて1年中楽しめます。

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