今まで我が家の家庭用インクジェットプリンタといえばCANONかEPSONでしたが、brotherという会社のプリントをこのたびゲットしました。製品のデザインや特徴、設定、印刷してみた感想などを紹介します。
brotherとは
「ブラザー工業」のbrotherとは愛知県名古屋市に本社を置く電機メーカーで、プリンターやファクシミリ、ミシンなどを製造しています。
もともと「安井ミシン商会」というミシンを製造していた会社で、安井正義氏ら息子が兄弟で引き継いだことにより、社名の由来「brother」が採用されています。日本国内よりも海外でのシェアが高く、売り上げの90%が海外となっています。SOHO向けの複合機やファックスにおいては北米トップシェアとなっています。
国産メーカーということで、日本ブランドの誇りともいえる企業ですね。
brotherのプリンタをゲットした方法
私の家庭のインターネット環境は「NTT西日本 フレッツ光」を契約しています。NTT西日本と契約していると「CLUB NTT-West」という会員になることができます。
CLUB NTT-Westでは契約年数等に応じて、ポイントが貯まるポイントプログラムを実施しており、我が家の通算契約年数が10年以上となっていたのでポイントもたまっていました(有効期限があります)。過去にSIMフリースマホと交換したこともあるのですが、今回も長期契約の御礼ポイントもあり、ポイントが8000ptたまったので、交換商品を物色していました。
ちょうど、我が家のプリンタ「CANON MP-610」という10年以上前発売のプリンタが故障したので(正確にはインクがでなくなった)、急遽プリンタを検討しました。
NTTフレッツのポイントで交換できるのは以下の4種類(2019年8月現在)。
- キヤノン PIXUS TS3130S (ブラック)…9300ポイント
- ブラザー DCP-J577N…10700ポイント
- HP OfficeJet 5220…11600ポイント
- カラーレーザープリンター RICOH SP C260L…17500ポイント
レーザープリンタはカートリッジコストが高いので対象外として、この中からbrother工業のプリンタ「DCP-J577N」を選びました。交換に必要ポイントは10700ポイントで8000ポイントあったので、2700ポイント不足しています。不足分のポイントはカード払いにすることでポイントが足りなくてもゲットできます。
実際に支払った金額はポイント差額分2700円と消費税216円で合計2916円です。クレジットカード払いとしました。このプリンタのAmazonでの販売価格は9617円なので、お得に購入(ポイント交換)できたと思います。
DCP-J577Nのパッケージ
約1週間後、クロネコヤマト宅急便でとどきました。パッケージはこんな感じで箱の大きさは45cm×47cmという大きさです。
パッケージの側面には「Wi-Fi」や「mopria」(後ほど説明)などのマークや純正インクの紹介があります。
開封、付属品の紹介
プリンタDCP-J577Nを箱から出して中身を確認してみます。まずはマニュアルやドライバCD、そしてお試し用のL判写真用光沢紙が3枚ついています。
インクはシアン(青)・マゼンタ(赤)・イエロー(黄)・ブラックの4色です。
DCP-J577N本体はスッキリしたデザイン
そして本体はホワイトの正方形ですっきりした形です。デザインはお部屋のインテリアとしても特に問題ないのではないでしょうか。複合機であり、スキャンやコピーもできるため上側が開きます。
本体の液晶画面が見やすい
そして本体には大きな液晶画面があり、操作が直感でしやすく画面表示も見やすいです。また液晶画面の部分を傾けることができるので、より見やすくなります。
初期セッティング
インクは画面右側のふたを開いて差し込みます。全面が開くのでインクの交換がしやすいです。オレンジ色の部品はプリンタの移動時にいるので取っておきましょう。付属のCDまたはインターネットのbrother公式ホームページからドライバをインストールします。
Wi-Fi設定もふくめておよそ10分で設定完了します。
印刷用紙を入れるトレイはこのようになっています。写真用のL判とA4用紙を差し込むところが違うなど意外と複雑な構造です。
使用できる用紙はA4~A6、B5~B6用紙、L判・2L判、封筒、ハガキ、往復はがきなどいろいろな用紙を使用できます。
DCP-J577Nの使用感
Wi-Fi設定が終わり、実際に印刷してみました。4色インクなので印刷品質は標準的です。少し印刷時の音が大きい気がします。ただし印刷速度が遅くなりますが印刷音を抑えることができる静音モードもあるので夜などに印刷するときはこのモードを利用しようと思います。
また、液晶画面はこんな感じです。Wi-Fiプリンタはいちいちパソコンをプリンタに接続しなくてもよいので、かなり使いやすいですね。まだ使っていませんが、クラウドに接続できたり、年賀状アプリも入っているようです。
DCP-J577Nの特徴
DCP-J577Nはインクジェットプリンタとしてはかなり廉価な部類の製品となりますが、機能面はかなり充実しています。
・できる4色インク
・自動両面プリント
・インク節約モード
・スマホ・タブレットからプリンターで直接印刷
・裏移り除去コピー、ブックコピー
特に「できる4色インク」はA4カラー印刷が約500枚も印刷可能で、写真入り年賀状の場合約870枚も印刷できます。コスパは抜群ですね。自動両面プリントも用紙を節約するのに便利です。
スマホ、タブレットから直接印刷は「Air Print」(iPhone用)、「mopria」(Android用)などに対応しており、私のスマホはAndroidなので「mopria」をダウンロードして印刷しました。パソコンを立ち上げずに印刷できるので使い勝手がよいです。
AmazonでのDCP-J577Nのレビュー抜粋
AmazonでのDCP-J577Nの評価は(2019年9月現在)。評価の一部を抜粋しました。
評価: brotherが評価高かったので試しにと思って買ってみたら、めちゃくちゃいい。これだよ!これ!こういうプリンターを求めていた!って感じです。インクコスト良し!印刷する前のガチャガチャタイム無し!印刷スピード速い!しかも画質もきれい! どのぐらいこの状態が持つのかはまだわかりませんが、とりあえず初期状態としてcanonの遙か上にいます。
評価:4インクカートリッジはC社が5色独立に対して4色独立となり写真印刷は若干劣りますが通常印刷なら問題ありません。 純正インクに限ればC社より安いですし経済的にも助かります。 まだ使用してわずかですのでインクの減り具合は比較できませんが、C社の場合は頻繁にヘッドクリーニング動作をするためインクの消耗が激しかったのですが、こういうこともないことから起動時間もC社に比べて圧倒的に早いです。
評価:5凄く簡単にあっという間にスマホからプリント出来て最高です。音は最初ガチャガチャと確かに大きな音がしましたが、次第に気にならなくなりました。兎に角今までのCN,やEPより印刷スピードが断然速い。インクも他メーカーより安くてランニングコストも良く、惜しげなくプリント出来そうです。
まとめ
brotherのインクジェットプリンタ「DCP-J577N」を紹介しました。
我が家ではひと昔前のプリンタを使っていたので今どきのプリンタの機能充実ぶりには驚きました。
Wi-Fi接続で印刷できるのは場所を選ばずに印刷できて便利ですね。両面印刷や写真専用モードなど、印刷設定の機能もたくさんあり、とても1万円以下のプリンタとは思えません。
大きさや形も四角ですっきりしているので部屋に置きやすいです。ちなみに純正インクはAmazonで3357円でした。プリンタをお探しの方、brotherのプリンタもぜひ候補に加えてみてください。