兵庫県神戸市北区の温泉街、有馬温泉の「ホテルハーヴェスト 有馬六彩」に宿泊してきました。有馬温泉のホテルって高いんじゃないの?と思いましたが、こんな方法でお得に泊まりました。食事や施設を紹介します。
※2019年の内容です。
ホテル 有馬六彩
有馬温泉のホテル「東急ハーヴェストクラブ 有馬六彩(ありまろくさい)」は東急不動産が提供する「会員制リゾートホテル」の一つです。有馬の他には長野県軽井沢や箱根、京都鷹峯などリゾート地を中心に約20か所あります(2019年12月現在)。
会員制なので、基本的に会員になり施設の権利を購入しなければなりません。例えば有馬六彩なら1口570万円!。私みたいなサラリーマンには厳しい金額です。権利を購入すると土地・建物の登記を東急不動産と会員で共有する形になります(写真は有馬六彩ホームページより)。
会員になると年間30枚または36枚(ホームグラウンド=一番訪れる場所によってかわる)の宿泊券がもらえその宿泊券で1室大人一人4000円弱で宿泊できることになります。ほかにもいろいろなプランがあるようですが、やはり私みたいな一般サラリーマンには縁がない宿泊施設ですがこの度、有馬六彩に宿泊してきました。
なお、会員にならなくてももちろん利用できますが、有馬温泉なのでちょっと(かなり?)お高いです。その金額は後ほど。
ただのサラリーマンがなぜ会員制リゾートホテルに宿泊?
有馬温泉は昔から高級宿泊地であり、会員制リゾートホテルでもある有馬六彩も上述のとおり高級です。その中の会員には「法人会員」という枠があり、私が勤める会社の健康保険組合でも福利厚生の一環で、有馬六彩の法人会員になっていました。詳しくは身バレするので割愛させていただきますが、申し込み抽選で12月の宿泊が当たりました。
ホテルのロビー(フロント)です。高級感あふれる内装ですね。有馬の高台にあるので、景色も抜群です。遠くには有馬富士や六甲山系の山並みが見えます。
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有馬六彩の宿泊部屋
ホテル有馬六彩はロビーがちょうど7階と8階の間にあり、客室は基本的に下の階にあります(ハーヴェストクラブの会員は8階~10階に宿泊)。私は初見客のためか、最下層の1階でした。。。でもお部屋は広くて高級です。子供用のベッドもありました。ちなみに1階だと街並み散策の出口が近いです。
お風呂他施設紹介
有馬といえば温泉、お風呂です。写真は載せることができませんが、室内風呂が「銀湯」、露天風呂が「金湯」でした。どちらも茶褐色に濁っているのであまり区別がつきませんでした。また外にはジャグジーがあり天気が良ければ星空を眺めながらくつろげます。サウナももちろんありました。
また、家族で安心な「家族風呂」というカギをかけられる風呂があります。こちらは「銀湯」になっており、1時間3300円とお値段はかかりますが、他人に気兼ねなく温泉につかれます。「ありのす」という500mlの水(ペットボトル)が1人1本もらえます(水は土産屋で1本200円もしていました)。
お風呂あがりには本格マッサージ機が4台備え付けられており、無料で疲れをほぐせます(運よくだれも使っていなかったので堪能しました)。また、温水プールやフィットネス・ヨガスタジオなどもあるので、運動で汗を流せます。プールは私と娘で貸し切り状態、久しぶりに泳いで疲れました。
今回の食事はイタリアンフルコース
ディナーはバイキング、日本料理、イタリアン・フレンチの3コースあり、今回はイタリアン・フレンチのお店であるRistorante Altura(リストランテ アルトゥーラ)」を選びました。
コースは「GIOIA(ジョイア)」、1人8800円のコースです!フルコースは写真で紹介します。
小松菜とパッションフルーツのスープが独特の味、サーモンに意外と会います。パンはフォカッチャなどがあり、お替り自由です。食べすぎ注意。
コンフィとは油を使い低温で肉を柔らかくする料理で「フランス料理」です。キノコとマッチして旨味がありとてもおいしかったです。
鱈のパンチェッタ巻きはジューシーで紫人参など野菜との相性も抜群、お口直しの一品はライムのソルベでちょっと酸っぱい。
仔羊のローストはむっちゃ柔らかくてジューシー、もちろん羊肉なのでちょっとしたクセがあるのですが、これがソースとあいまっておいしいです。デザートは写真のドルチェ3種盛りのほか「洋ナシのシュトゥルーデル風 カシスのソルベ添え」「フルーツ盛り合わせ」の中から1つを選ぶことができます。
イタリアン・フレンチのコースは「GIOIA」の他に、6600円の「Cuore(クオーレ)」や12100円の「Vista(ヴィスタ)」などがあります。
朝は和洋中バイキング、こちらも食べすぎ注意。シェフがつくる出来立てオムレツがおいしかったです。
実際の明細書、払った金額は?
有馬六彩の実際の明細書はコチラ。
大人一人26,500円、子供一人18,700円とやっぱり高価。リストランテアルトゥーラの2640円はドリンク代、家族風呂などをあわせて金額は78,614円です。
そして、健保の補助がでたので実際に支払った金額は23,114円です。なんと55500円の補助、ありがとうございます。
まとめ
私みたいな普通のサラリーマンでも会社の福利厚生を利用して有馬温泉のホテルに泊まることができました。実際に支払った金額は大人一人分より安い値段でした。
最後に有馬温泉の観光をしましたが、温泉や料理を満喫したので、早々に帰宅。大阪から車で1時間程度なので帰りも楽でした。