我が家でも「もしも」の時に備えて「エンディングノート」を書くことにしました。
コクヨの「もしもの時に役立つノート LIVING & ENDING NOTEBOOK」はもしもの時だけでなく、日常生活の家庭の情報を記録するためのノートでもありました。
コクヨ もしもの時に役立つノート LIVING & ENDING NOTEBOOKの特徴
コクヨS&T株式会社(KOKUYO)から発売されているエンディングノート「もしもの時に役立つノート LIVING & ENDING NOTEBOOK B5 LES-E101 」をAmazonプライムデーで購入しました(2019年8月現在税込み価格790円)。このエンディングノートの特徴や中身、書けることを紹介します。
2019年7月15日~7月16日、当方ははじめてAmazonプライムデーに参加いたしました。となりのお宅にも配達業者がAmazonのダンボールを持って行っていたので、改めてプライムデーのすごさを体感しました。今回のセールで買ったものと、どれ[…]
カバー付きで紙質がよい
ソフトカバーがついたセミB5サイズノートとなっているので、普通の大学ノートと違い表紙・裏表紙が劣化しにくいです。
また、中紙は「コクヨ帳簿紙」というインクがにじみにくく保存に適した上質紙が使われています。手触りも滑らかで鉛筆やペンでもすらすらと抜群の書き味でした。
古くから歴史に裏付けされた「コクヨ帳簿紙」は、インクがにじみにくく保存に適した筆記用の上級紙です。改良を重ねながら約80年もの間、愛されています(コクヨホームページより)
カバーや中身は淡いオレンジ色を基調とした、落ち着いた色合いで好印象です。
もしもの時の困った事例が漫画で紹介
最初の見開き3ページに「困った事例」(入院時、逝去時、日常生活)が漫画で紹介されています。こちらを読むことでエンディングノートを記録するための動機付けとなります。もちろん「もしもの時」はないに越したことはありませんが、いつかはやってくることなので、『普段から備えておきましょう』、ということを自覚・注意喚起させてくれる部分です。
記入のコツとヒントをみて
次に、「記入のコツとヒント」があります。
特に「書けるところから、書いてみましょう」というところに納得です。ノートのページ数は約60ページで8割ほどが記入する部分ですが、書くことがとても多いのでまずは書けるところか始めてみましょう(この後詳しく紹介します)。
また、このノートは一度書いたら終わりではなく、常に書き直し・書き足しをしてこそ意味があるので、鉛筆やこすって消えるペン「フリクションペン」などで書くことおすすめします(万年筆もおすすめ)。あとは家族とどこにノートをしまうか、保管場所を明確にしましょう。いざというときに見つからなければ意味がありませんね。
書ける内容
このエンディングノートに書ける内容は本当に多いです。まずは自分の住所や「以前住んでいたところの住所」の記入箇所もあり、もっと前から購入しておけばよかったと思わせる内容でした。銀行や有価証券、ローンなどの管理は私がしているので、家族と話し合って記入し、妻にも共有してもらいました。PCやWEBサイトのIDなどについても頻繁に利用するものは記入しておくと、いざというときに役立ちます。
以下のようなことがこのノート1冊に記入できます
・気になること:スマホ、PC、ID、ペットのこと
・家族、親族、友人、知人
・相続、遺言、意思表示
預貯金についてのページはこんなレイアウトです。
ポイントカードや宝物・コレクションなどの記録個所もあり、いろいろなことを気づかしてくれます。
エンディングノートを書く意味について
口座情報などお金のことはもちろんですが、このノートは「LIVING(生きる)」ということで、普段の生活についてもいろいろなことを記入する欄がたくさんあります。親族や家系図などのページもあり、例えば両親などと話し合って書いてみてもよいかもしれませんね。私も実家にいる父母などとも普段はあまり話さないような相続などのことも、これを機会に考えてみようと思いました。
また、普通の大学ノートにこれだけのことまとめて書くのはしんどいです。白紙のノートにとりとめもなく書いていると情報がバラバラになり整理できません。このエンディングノートを使うことにより、書く場所が決まっており、また必要な情報はほぼ網羅されているので、こういうまとめてかける製品をおすすめします。
PCやスマホに保存するという手もありますが、PCに保存すると普段・いざというときに見れないですし、家族とも気軽にノートをみながら話すことができません。
付属のディスクケース
ディスクケースがついており、デジタルデータをこのシートに保存することもできます。写真などを保存するポケットもついています。
役立つ情報満載、特に普段意識しないこと
「相続と遺言書の基礎知識」は普段意識していなかったことのなのでためになりました。葬儀やお墓についてなども具体的に考えることができる手助けになります。もちろんすぐには書くことができなくても、内容をイメージしておけるだけでも価値があります。
お値段は?
今回はAmazonプライムデーで購入しました。お値段は税込790円でした(2019年7月現在)。これだけの情報を記入出来て、ノート・カバーは信頼の「MADE IN JAPAN」(ディスクケースのみCHINA)という品質・紙質の良さなのでかなりお得に感じます。
Amazonではさらにお得な「遺言書キットセット」や「お付き合いノートセット」(冠婚葬祭や贈答品などを記入できるノートとのセット)などが売っており、用途に合わせて購入することをおすすめします。
お付き合いノートとエンディングノートがセットになっています↓
まとめ
エンディングノートってみなさん意識していましたか?私自身も「もしも」については全く意識していませんでした。でも人生何があるかわかりません。
コクヨのエンディングノートを一度読んで記入することで、エンディングだけでなく自分の今の情報を整理し、家庭を見つめ直すきっかけを与えてくれました。家族と情報を共有する・話し合うことだけでも意味がありました。
ノートにある「書いてみると気づくこと、発見することもたくさんあります」というのはまさにその通りです。
これをきっかけに、さらに家族や身内を大切にしようと思いました(ちょっと照れますが…)。