【お出かけ】清荒神清澄寺(宝塚市)でお参り。駐車場~参道から本堂の様子をレポ

火の神・台所の神様として有名な兵庫県宝塚市の清荒神清澄寺(きよしこうじんせいちょうじ)に車でお出かけ、お参りに行ってきました。お寺の本堂やいろいろなお参りスポット、参道・駐車場の様子を詳しく紹介します。

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清荒神清澄寺とは

清荒神清澄寺兵庫県宝塚市にある真言宗(しんごんしゅう)のお寺です。

特に火の神・台所の神の「荒神さん」(こうじんさん)として有名で、台所(かまど)が潤えば家庭や社会が反映するという言い伝えがあります。お参りすることで、家内安全、商売繁昌、厄除開運にご利益があり、我が家でも毎年お参りに行っています。

歴史は古く、896年(寛平8年)に建立され、真言三宝宗の大本山であり本尊は大日如来となります。先述の荒神さんとあわせて「神仏習合」(神道と仏教が融合された信仰)の特徴があります。

また七福神は富貴繁栄をつかさどる「布袋尊」であり、境内にも布袋様の像や焼き物の土産などがありました。柔和な布袋様の表情が和ませてくれます

布袋様

ちなみに清(キヨシ)荒神には、その名前から私「キョーシパパ」も親しみがあります。

清荒神の駐車場

清荒神には無料の駐車場(380台)があります。駐車場は参道に「近い側」と「遠い側」があり、できるだけ待たずに早く駐車したければ「遠い側」、並んで待つのでもよいのなら「近い側」に停めましょう。遠い側といっても200メートルぐらい歩くのが増えるだけなので、そこまで気になりません。近い側は写真の通り待つ必要があり、特に午後からは混雑するようです。なので、私はほとんどの場合、遠い側に停めます。

清荒神駐車場
清荒神駐車場行列

駐車場のトイレはちょうど「遠い側」と「近い側」の真ん中にあるので、トイレに早く行きたい場合も遠い側に停めた方がよいかもしれません(近い側に停めるとトイレには行くには参道から逆方向にいかなければなりません)。

なお、駐車場にはガードマンの方が多くきちんと誘導してくれるので、駐車するのはスムーズです。

清荒神の参道と出店

お寺のお参りに行った時のお楽しみ、清荒神参道です。出店はかなりたくさんあり、定番のたこ焼き、唐揚げ、わた菓子、りんご飴、ベビーカステラなどのほか、七味などの薬味、地場野菜、干し芋や乾物、竹ほうきや金物、固焼きなどさまざまなお店があり、見ているだけでもワクワクします。雰囲気がありますね。

清荒神参道1
清荒神参道2

参道入口には清荒神名物の明石焼きの屋台「鹿野」があります。昔からここでされているようで、いつも繁盛しているイメージです(明石焼は税込600円)。店の中には簡易のベンチや机があり、店内で食することができます。生地がふわふわで出汁がおいしかったです。

明石焼き鹿野
鹿野の明石焼き

阪急電鉄清荒神駅から参道商店街を歩くこともできますが、かなりの坂道です。

清荒神参道商店街

清荒神の境内へ

参道と出店の坂道を抜けると山門をくぐり境内に到着します。山門は階段ですが、横にスロープがありベビーカーや車いすなども通れます。名物の七味唐辛子のお店もありますね。

山門
手水舎

境内に入って左に行くと「拝殿」に到着。並んで鈴をならしてお賽銭をいれます。拝殿左側の販売所ではお参りの目的である台所のお札三宝大荒神王尊影」を購入します(1枚1500円)。お札は台所の「神棚」で祭るようですが、我が家には神棚はさすがにないので、台所の上の方に貼りました。

拝殿
清荒神のお札

拝殿横の眷属堂(けんぞくどう)と呼ばれる販売所では家内繁栄・厄除祈願などの「御祈祷札」や厄除けの箸「厄除開運火箸」(前厄年に購入する)、お守り、布袋尊像などが販売されています。御祈祷札を購入するときは自分の名前と納める金額(2000円から任意)を渡します。今回私は3000円を納めました。

眷属堂
御祈祷札

続いて拝殿裏側にある「護法堂」というところに行きます。ここでは裏手に「荒神影向の榊」(こうじんようごうのさかき)と呼ばれる、お賽銭を棒で手繰り寄せて持って帰る(次回参拝時に倍にしてお返しする)というテレビなどでよく放映されているものがあります。子供も夢中でした!

護法堂
荒神影向の榊

昨年お参りしたお札を返す納札所や火箸を返却する火箸納所などを抜け、階段を登って降りると本殿に到着します。かなり急な階段ですので、気を付けないといけません。階段の上は稲荷社があります。

火箸納所
階段

清荒神清澄寺の本殿

いよいよ本殿に到着、拝殿の方が人が多い印象です。先ほどの赤い階段をとおらなくても真ん中の階段からでも行けます。

清荒神本殿

本殿の中には、ご本尊の「大日如来」、そして弘法大師不動明王が祭られています。また、本殿右側には「賓頭盧尊」(びんずるそん)があり、病があったり痛いところをなでると病気が平癒するという言い伝えがあり、こちらも行列ができています。よくなでられるのでびんずるそん様はピッカピカ!頭が下がります。

本殿の案内
賓頭盧尊

奥の滝へ、ウォーリーを探せ?

本殿右側を登ると山の中に小さい滝「龍王滝」があります(高さは3メートルほど?)。ここは一番北側にあるため、境内でも一番寒いです(夏は涼しい)。ここでウォーリー不動明王を探せ!。この滝の画像のどこかに不動明王の仏像が隠れています。

龍王滝

もう一つの行列どころ、「一願地蔵尊」(通称水かけ地蔵)があり、この仏像に水をかけることで、願いが叶うといわれています。ただし地蔵はかなり背が高く、頭に柄杓(ひしゃく)で水をかけるのはかなりのテクニックを要します。下手をすると周りの人にかかってしまうので注意。ご覧の通り、かなり人が多く柄杓をふるうのが困難ですね。

清荒神
一願地蔵尊

まとめ

兵庫県宝塚市の寺院、清荒神清澄寺を紹介しました。

昼からは混雑するので、午前中に来訪しました。天気が良く人はまあまあ多かったですが、慣れているので駐車場を含めてスムーズに参拝することができました。拝む場所が多いのでお賽銭(小銭)は多めに持っていきましょう

大阪方面への帰りは普通に坂道を下ると車が混雑していることもあるので、私は北側の道から迂回するような道を運転しました(経路を表示するため便宜上ベビーザらス宝塚店を目的地に設定)。

通常はこのコースを下る

北側から迂回するコース

距離は遠回りですが、直接下る方は混雑していることが多く時間がかかります迂回ルートはほとんど交通量がなく、176号線に入ると道が広いため、意外とスイスイ進みスムーズに運転できます。ちなみに阪急清荒神駅付近を通る抜け道もあるのですが、道幅が狭く人通りは多いのであまりお勧めしません。

家内安全、商売繁盛、厄除開運などの現世利益をもたらす荒神様、大阪方面からも近いので参拝におすすめです。